Q.EV自動車充電コンセント新設工事は大工事になりますか?
A.EV自動車用コンセント(充電設備)の新設工事は、一般的には「大工事」と呼ばれるほどの規模ではありませんが、一定の工事内容と費用がかかることがあります。具体的には、以下のような要因によって工事の規模や難易度が変わります。
【工事の内容と規模】
- 既存の電気配線の状況:既存の電気配線や分電盤の容量次第で、新たな回路を引き込む必要がある場合は工事が複雑になる。
- コンセントの設置場所:長距離の配線や壁の解体・復旧が必要な場合、工事時間や費用が増加します。
- 電力容量の変更:高出力の充電器を設置する場合は、電力会社や電気工事士の申請・調整が必要となることもあります。
【一般的な工事範囲】
- 新しい専用コンセントの取り付け
- 必要に応じた配線工事
- 分電盤の容量アップやブレーカーの変更(専用回路には200V30Aが別途必要になります)
【まとめ】
EV充電器の新設工事は、規模によっては「中規模の工事」となることもありますが、通常は大掛かりな工事(大工事)には該当しません。ただし、既存の電気設備や建物の状況によって工事内容や費用が変動します。